色との出会い

今回は私がどのようにしてカラーの世界に興味を持ち、足を踏み入れていったのか…ということを書いていこうと思います。

色の世界

皆さんは「色」と聞くとどのような事を思い浮かべますか?

今でこそカラーセラピーという言葉が浸透してきたり、大人の塗り絵が流行ったこともあり、何となくのイメージはつきやすくなったのではないでしょうか。

私が「色」に興味を持ったのは9年ほど前の事です。

上の記事にも書きましたが、自衛隊職をしていた頃。

様々な折り合いのために、そろそろ自衛隊を退職しようかな…と考えていた時に

「じゃあ、自衛隊をやめた後はどうしようか」と今後の自分の身の振り方について考える機会が出来ました。

当時は新婚で、主人もしばらくはゆっくりしたら?と言ってくれてはいたのですが。

そんな時、ふと目にしたのが『ぬりえセラピー』という言葉でした。

たまたま新聞に載っていたカルチャーセンターの講座名。

しかし時間の折り合いがつかずその時は講座に参加することは出来ませんでした。

そして何も行動できないまま、退職は刻一刻と近づき…

このままじゃダメだな。私は何がしたいのかな。

そう考えた時、心に引っかかっていたのは『ぬりえセラピー』という言葉。

何を手掛かりにしていいのかわからず、とりあえず書店でカラー関係の本を探したりしました。

その時手に取ったのは「色彩検定」の本。

手に取り読み進めて改めて思ったのですが…

何だか思っていたのと違う(苦笑)

そこに書かれていたのは、色を記号で覚える事や配色についてなどなど。

もちろん勉強になることもたくさんあったのですが、その時の自分が求めていた世界とは違いました。

カラーセラピーとは結局なんなのか

そこで、また色々と調べ始め、次に気になったのは「オーラソーマ」や「カラーボトル」。

写真を見ているだけでもテンションが上がりますよね♪

調べてみると、(お?これってなんだか私が気になってる色の世界に近いぞ!)とは思ったのですが。

いかんせん、資格を取るための料金がお高くて…

自分の中では現実的に検討する余地が生まれませんでした。

とりあえず、私が気になる色の世界とは、数字的な話ではなく色から自分の気持ちに気づきを与えてくれるもののことだ!という認識を持つことは出来ました。

でも「カラーセラピー」という検索で出てくるものの中から心惹かれるものにはなかなか出会えず…

その時、ずっと心に引っかかっていた「ぬりえセラピー」についても検索してみました。

しかし、残念ながら新聞で見かけたカルチャーセンターではもう講座をやっておらず。

これはご縁が無かったのかな…と、いつもなら諦めるところだったのですが、この時の私は諦めませんでした!!

『ぬりえセラピー 金沢』などと入れて必死に検索してたどり着いたのが…今の先生との出会いとなりました。

ぬりえセラピー初体験

ようやく見つけ出した「ぬりえセラピー」。ドキドキ緊張しながらアポを取り、とりあえず体験しに行くことに。初めての「ぬりえセラピー」。

まずは説明から。「色はこころの言葉」と言われているという事。

使う色やモチーフにそれぞれ意味があり、その時の気持ちがぬりえに現れる

色は言葉よりももっと原始的な部分で気持ちを表わしてくれる。だから自分でも気づいていない、自分自身の現状に気づくことが出来る、と。

そして初めて塗ったぬりえがこちら!

塗り終わったぬりえを見ながら分析に入ります。

ぬりえはもちろんなのですが、塗り方や塗り始めた順番からも見えることがたくさんあるという事にも驚きでした。

そしてこの時の分析が本当に私のすべてを見抜かれているようで。

そりゃそうですよね、自分が塗ったものですから…自分自身のあれやこれやが出てきます(苦笑)

何よりも、自分自身が気づいてなかった「でも、やりたい!」という気持ちを知ることが出来たのが一番の収穫でした。

こう見えて(どう見えて?w)私は保守的というか、いい子でいなきゃいけない、という意識がとても強く生きてきました。

9年前ともなると、カラーセラピーの認知力はまだまだ低く、とても興味があるけれど踏み出していい一歩なのか…というところをすごく気にしていました。今考えると、誰からの何を気にしているの?と思えるのですが。。。

この初めて塗ったぬりえからはそれらのことも読み取ることができ。それでもなおかつ「挑戦したい!」という思いが強く出ていることに気づかされたのです。

そしてここから、私のカラーセラピー生活は始まることとなったのです。

気持ちは変化するもの

「ぬりえセラピー」のいいところは、自分の気持ちを可視化出来る事です。

占いと大きく違うところですね。

占いでは、占ってもらったときには「そうなの!そうなのよ!!何でわかるの!?」と興奮するのですが、時間がたつにつれ「あれ?なんだっけ?で、どうしたらいいんだっけ?」となった経験はありませんか?

もちろん、すべての占いがそうだとは思いませんし、占いを否定してるわけでもありません!

占いは相手に主体性があり、ぬりえセラピーは自分に主体性がある、といえばよいでしょうか。

「ぬりえセラピー」は、まず自分自身が色を塗っている、というところが大きいです。

じゃあ塗ったものをみたらセラピストには全部が丸見えになるの!?と心配される方もいますが…そんなことは全くありません!

むしろ、そんな能力があったら欲しいです(笑)

セラピストはある程度のことはわかるかもしれません。ですが「ぬりえセラピー」は相手のすべてを見透かして思っていることを当てる、という事が目的ではありません。

まずは「自分自身を癒す」ことが第一の目的。そのおまけで分析がついてくる、といった感じです。

その分析もクライアント様とのお話が無ければとても難しいのです。

気持ちは変化するもの。現状に気づくことがまず第一歩。気づきがあればおのずと変化もあります。

こちらの塗り絵は2枚とも私が塗ったものです。

左の絵を塗ったときはモヤモヤイライラがたくさん心に詰まっている時で。

でも何にそんなにモヤモヤイライラしているかわかりませんでした。

正直、塗り絵を塗るのも億劫なほどだったのですが…(そうなのです、実は色を塗るのにはとてもパワーがいるのです。)

それでも今の自分の状態を知りたくて頑張って塗りました。

その結果見えてきたのは…イライラモヤモヤだと思っていたものは、これからの変化に対する戸惑いや不安だという事が見えてきました。

原因がわかり、私の気持ちは180度変わり、その後の行動にも変化がありました。

右の塗り絵はそれから約2週間後に塗ったものです。

現状に気づき行動することが出来たおかげで、大地にはお花が咲き、木には実もなり蝶まで飛んでいます。

「ぬりえセラピー」のいいところは、このように自分で気持ちを可視化することができ、なおかつ変化が形になって現れるところだと思います。

気持ちは毎日変わっていくもの。

ぬりえに正解はありません。もちろん間違いもありません。

よく「変なものが出たらどうしよう…」と心配される声を聴きます。

変なもの、どんどん出してください!むしろ、その変なものや嫌なものを心の中にためておく方が大変です!ぬりえはあぶらとり紙と一緒だと思ってください。汚れれば汚れるほどスッキリします。そのスッキリした部分に、新しい色を入れたらいいのです。

まとめ

色がどのようなパワーを持っているか少しはお伝えできたでしょうか?

私は相変わらずの面倒くさがり屋で常に棚からぼたもちを待っているような人間ですが(苦笑)

この「ぬりえセラピー」に出会い、一つだけ変わったことがあります。

それは「とにかく一歩踏み出してみる」ということです。

生きていれば毎日が選択の連続で。どの方向に進んでいいかわからなくなる時もたくさんあります。

自分では元気でいるつもりでも、本当は頑張れないほど疲れ切っていたり…その逆もしかり。

第三者から見れば明白な事で、伝えられたとしても自覚が無いから受け入れられないとか。

そんな時は色に心を傾けてみるといいかもしれません。

その時に気になった色のものを持つだけでも十分パワーを受けることが出来ます

もっと具体的に現状を知りたいよ、というときは「ぬりえセラピー」にかかわらず、カラーセラピーに興味を持ってもらえると嬉しいです。きっとお力になれます。

あなたも一歩、踏み出してみませんか

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