どうも、カラーセラピストの佐月です♪
紅葉も深まり、景色を見るのが気持ちいい季節ですね。
今しか味わえない自然の色をたくさん楽しみたいですね😊
さて、今回は子供が使う色についてお話ししたいと思います。
私は男児2人子育て中のお母さんです。一人目の時は特に色んな事に敏感になっていた気がします😅
カラーセラピストとしては出産前から活動していたので、予備知識はあるつもりだったのですが…
それでもわが子が直面すると
うちの子大丈夫かしら…
と、心配になりました。
うちの子「青色」しか使わないんです
タイトルにも書きましたが、うちの長男はとにかく青色しか使わない。
幼稚園時代の自由帳の一部ですが、どのページをめくっても青色で描かれています(苦笑)
幼稚園の先生にも「長男くん、青色のクレヨンがもうなくなりそうなので購入お願いします」とクレヨンの箱を渡され。箱を開けてみると見事に青色しか使っていない😅
さすがに私も
これは何か問題があるのかな…何でこんなにも青色ばかり。。。
と心配になってきました。
子どもは自分で色を作ることが出来ない
子ども(幼児)は自分で色を作り出すことが出来ません。
例えば「ピンク」を使いたいけど手持ちにない…となったとき、大人ならば
赤色を薄めに塗って、白色も使えばそれっぽくなるかな?
と考えることが出来ますが、子どもにはそれが出来ません。
逆に多すぎても選ぶのが難しくなるので、多ければいい!というわけでもありません。
子どもに用意するならば24色~36色くらいのものを用意するといいですよ。
さらに言うならば、子どもは筆圧のコントロールが難しいのでクーピーや色鉛筆では薄すぎたり、逆にボキボキに折れたりするので、クレヨンを用意するのがストレスなく描けると思います。
そして子どもは一つの事に集中するとその他の色に気づかないこともあります。
「青色しか使わない」というのはもしかしたら「他の色に気づいていない」という事かもしれません。
一緒にお絵かきする中で「この色も使ってみたらどうかな?」と提案してみました。
すると、ちゃんと他の色も使ってお絵かきをしていました。
しかし、また青色に戻る(苦笑)
やっぱりうちの子、どこかおかしいのでは!?
「どうして?」と聞いてみる
いったん落ち着きましょう。
例えばぬりえ。木は何色に塗りますか?葉っぱは何色に塗りますか?
私は固定観念ガチガチの人間なので
木は茶色で葉っぱは緑!え?他の色で塗るなんてある!?
なんて思ってしまうのですが…
ぬりえセラピーをしていると、本当に人の数だけ色んな木が生まれてきます!
葉っぱが赤色やオレンジの人。この方は「紅葉をイメージした」と。
葉っぱをピンクで塗った人。この方は「桜の木にしたかったの!」と。
なるほど😲と思うことが本当にたくさんありました。
それと一緒なのです。まずは自分の子どもに
お絵かきする時、青色ばかりだけれど、どうしてかな?
と尋ねてみればいいのです。
うちの子の場合は
あおいろがすきだから!
と、言っていました。
そうか、好きだから青色をたくさん使っていたのね!じゃあ、他の色も使ってみたくなったら使ってみてね。
と、伝えました。
それから数年たち、今でも靴とかを買う時は青色しか選びませんが(苦笑)お絵かきはいろんな色を使うようになりました。
(もっといえば「なぜ青色が好きなのか」というところまで突っ込んでいくともっと色々と見えてきたと思います。また機会があれば訊ねてみたいと思います。)
ちなみにうちの子はぬりえでも青色一色でした(苦笑)
キャラクターものとかだと特に固定概念にとらわれがちですが…
ある時保護者の方から
うちの子、モンスターズインクのサリーを紫に塗っていたのよね…大丈夫かしら…
とお話しされたことがあります。
お母さんからすれば「サリー=青色」だったので、紫色で塗ったお子様の事を心配されたのですね。
その時にはこれと同じお話をさせていただきました。まずはお子様に聞くところから。
するとお子様は「紫色のサリーを見てみたかった!可愛いでしょ!」とおっしゃったそうです。
案外とそういうものだったりします(苦笑)
大人は頭で真っ先に考え心配しますが、お子様の中にはちゃんと答えがあるのですね。
うちの子の場合は青色でしたが、これが黒色しか使わない…とかだともっと不安になっていたかもしれません。
とは言え、あまりにも一心不乱にかたくなにその色しか使わない、とか、明らかにおかしいな?と思うことがある場合は専門の機関に相談してみてくださいね。
子供と「こころパレット」
子どもはまだ自分の気持ちを言葉にするのがうまくありませんから、「どうして?」と聞かれてもちゃんと答えることが出来ないかもしれません。
そんな時に役に立つのが「こころパレット」です。
「こころパレット」では色からの意味を見るのではなく、言葉に色を付けるので、よりその人の心が表われやすいです。
もちろん、従来の色の意味から見てもいいのですが、それだけでははかれない部分もたくさんありますからね。
まだ自分の気持ちを言語化するのが難しいお子様でもこころパレットがあればたくさんのヒントを貰うことが出来ますよ♪
これは自粛期間中に長男と一緒に塗っているところ。
会話も弾み、意外な部分を知ることも出来ておススメです☆
まとめ
普段のお絵かきやぬりえの様子などから、お子様の今の状態を知ることも出来ます。
親が思っている、または、こうだと思いたいという以上に雄弁に物語ってくれるかもしれません…
あなたの好きな色は何色ですか?
お子様の好きな色は何色ですか?
どうしてその色が好きなのでしょうか?
お子様と色について会話してみるのも楽しいですね♪
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